時間があればアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドに行ってみることをオススメします。
簡単なことではありませんが、行ってみるとものすごく人生観が変わります。
もちろん、英語留学としてです。
アメリカならビザなしで90日間滞在できる
90日の滞在が可能と言うことでアメリカに行った経験があります。
アメリカに身を置けば必ず英語を話さなければならない環境下に置かれる。
好きでも嫌いでも毎日英語漬けになることは間違いない。
もちろん、日本人の友達を現地で見つければ日本語を話すことは可能です。
しかし英語の武者修行の為にアメリカまで行って日本語を話すことは意味のないことだと思います。
荷物は最小限でアメリカに行くと度胸がつく
Tシャツ4枚、ジーンズ1本、パンツと靴下を少々、トラベラーズチェック、現金、国際ライセンス、パスポート、髭剃り(Brown)、小さなスピーカーとCDウォークマンだけをバックパックに入れて渡米した。
当時必須のアイテムだったガイドブックである「地球の歩き方」も持たず、ただそれだけで渡米した。
当時はもちろん携帯電話もなければインターネットもない時代。
渡米前に日本で懇意にしてくれたアメリカ人の先生の情報だけが頼りだった。
そのうちの1人は「もしも何か困ったことがあったら俺の家に行け」と住所まで教えてくれた。
アメリカ人は大雑把だが優しさは日本人以上のところがある。キリスト教文化だからだろうか。、
ロサンゼルス空港に着いた時は午前中だった。
想定通りにチェックインをして入国できたまでは良かったがその後からが大変だった。
- 行き先を決めていない
- 泊まる先を決めていない
- 取り敢えずレンタカーを借りる
- 取り敢えずモーテルを探す(モーテル=車ごと泊まれる宿泊施設)
ただし、どうやらサンタモニカは比較的治安が良いということと乗合バスが安いという事。
右も左も分からなければ、言葉もわからない
安い乗合バスに乗りたいのにどうすれば良いかが分からない。
それでも誰かに聞かなければ前進しないので、取り敢えずバスターミナルの案内所に行って聞いてみた。
その英語の速さと言ったら今まで日本の英会話学校で聞いてきたスピードと全く違う。
意地悪しているのではないか、と思えるほど速い!
何度もPardon?とかSorryとか言いながらI’m from Japan.とか言いながら何とか半分ほど理解して乗合バスのバスストップで待った。
騙されているのか!?
乗合バスは行き先の掲示板がないのでこれで合っているのかどうかは運転手に聞いてみないとわからない。
日本のマイクロバスより少し小さいくらいで乗り込む時に行き先を告げ料金を交渉する。
「サンタモニカまで、20ドルでお願い」みたいなことを言ったと記憶している。
もちろん見知らぬ人が次々と乗ってくる。
後から来た人は同じサンタモニカまでなのに30ドルだと言われていた。
「え?!」と思ったが既に乗っているし、既に走り始めているのでそのまま乗っていた。
何だか、同じ風景が見えて来た。
止まっては人が乗ってくる。
その度に値段交渉が行われる。
「これは?!同じ所をぐるぐる回っているだけだ。騙されたのか?」と思ったり、いや、中近東じゃなくアメリカなのだからそんな事はないだろう、など頭の中はぐるぐる余計なことを考えた。
3回同じ景色を見た後、違う景色になった。
高速道路に入ったのだ。
左右逆の交通の世界は生では初めて見る。
それにしてもこの乗合バス、ぶっ飛ばす。
追越車線に遅い車がいるとクラクションを鳴らすは、車線を変えて追い抜くは。
本当に大丈夫か?
本当に目的地サンタモニカまで乗せてくれるのか?