ファイヤー(早期退職)する
2023年、2024年はファイヤーとか早期退職などのキーワードがSNSにも多く見られた。
つまり超効率的に大金を稼いで定年退職を待たずに退職して悠々自適に暮らすことをファイヤーと言うらしい。
しかし、労働力や手に職を持っていれば食いっぱぐれはないと思っていたので、そちらの、いわゆる「楽」してお金儲け、と言う思考は全くなかった。
そうは言っても現在の自分の仕事は、仕事の量(依頼)が少ないとまずは集客をするしかなく、その間はお金は全く入ってこない。
そんな状況を打破しようと集客に関する方法を試していた。
そんな時、「株」を持っていると配当金が入って来ると言う事も興味はあったが、それなりの資金が必要でもあり、なかなか手を出せない状況だった。
我々の業界で言えば、ビルメンテナンスなど年間契約で月々に決まった金額が入って来る、というビジネススタイルがとても有利に思えていた。
そんな時、為替取引、つまりFXと言うもので、少ない金額で始められると言うのもSNSでさかんに広告があった。
株だと数百万円の資金が必要、思い込んでいたので、少額で始められると言うFXに次第に興味を持つようになった。
Facebook広告で詐欺に遭う
そんな中、興味が湧いてくるとFacebookやインスタグラムでの広告を目にする機会が増えていった。
その中でもFacebookの広告に引っ張られていったのである。
誰とも知らないような人が広告に出ているものよりも堀江貴文などがお金にまつわる話をしている方にどうしても目が止まってしまう。
特にホリエモンは常々こう言っていた。
なんで儲からない商売をやるんだろう?頭が悪いんじゃない?儲かる仕事はいくらでもあるのに。
ま、確かにライブドアを築き上げた手腕などを見れば、個人事業とか零細企業などは歯がゆいのかもしれない。
どう言う方法かは知らないが資金を調達して有望な会社を買ってさらに資金を増やして瞬く間に大きな企業体にまでしたホリエモンや孫正義さんなどは確かに私とは頭の出来が違うと思う。
自分の体を使ってお金に変えるのは限界があることはわかっている。
建設系の仕事では一人の人間が、時間単位にせよ日単位にせよ、やはり労働力をお金に変えるのは上限が決まっていてそれ以上の売上高は見込めない。
例えばリフォームの仕事は金額の大きい仕事を取れれば人数を入れて効率を上げることをすれば一日あたりの単価を上げられるし、そんな現場が複数あればさらに売り上げの効率は向上する。
しかし技術を伴うものはそれなりに熟練した職人を投入しなければ効率が悪くなる。
もちろん素人同然の人間をいくら投入しても売上高は上がるどころか効率が悪くなり収益を悪化させる。
例えば自分なら5時間で終わる仕事があるとする。
ベテランの職人なら3時間で終わる。
しかし素人を投入したら2日かかることもあるし指導する時間も取られる。
建設系の現場をどうしてもそう言う効率の差が出てくる。
だからホリエモンはそんな効率の(利益率の)悪い仕事をやる奴の気が知れない、と言う。
腹立たしい物言いではあるが、半分は当たっているし、毛嫌いしてても始まらない。
そのホリエモンがFXの広告をやっていた。
「もっと効率の良い仕事にシフトしないと将来がない、だから始めるなら今だ!頭の硬いあなたのために『1年で億り人になる』と言う本を無料で送るのでまずは読んでみてからその先に進んでみることをお勧めする」
となるほど思う内容で、Facebookだと応募方法も簡単で名前や電話番号、メールアドレス記入するだけで登録された。
その後その本が送られてくる。
お金に働いてもらう。
確かに懸命な方法かもしれない。
私の今までの、時間をお金に変える、労働力をお金に変える、と言う私やり方とは180度違う考え方だ。
1年で億り人になる
一年で億を稼げたら誰も苦労しない、と思いながらもメールと名前を記入してLINEに登録。
するとすぐさま色々な誘い文句がLINEに送られてくる。
そして「1年で億り人になる」と言う本をプレゼントするのでまずは読んで今までの自身の考え方を改めてほしい、と言うことだった。
無料だと言うので申し込んだ。
3日くらいでその本は送られてきた。
- お金持ちの思考
- お金持ちの習慣
- お金の集め方
- お金の増やし方
- お金の守り方
- お金持ちの日常
- 私が億り人になるまで
が記された本。
念の為言っておくがこの本が悪いわけではありません。
確かに考え方が全く違う
借金の捉え方
例を挙げると、
会社経営者や経理関係の方は分かると思いますが、BS(バランスシート)脳で考える。
つまり借金を資産として考える癖をつけると言うもの。
50万円の借金をすると通常はマイナス50万円と考えたくなるが、実際に借金をすると手元に50万円が残る。
今までの資本とした金額にプラス50万円になるので例えば資金として100万円あれば運用できる合計額は150万円になると言うもの。
これを50万円借りたので、50万円マイナスと捉えるか、プラス50万円と捉えるか、と言うことを教えている。
しかし、この考え方を詐欺に悪用されるとはその時は全く思っていなかった。