アメリカ遊学記

ハイウェイでぶっ飛ばす乗合バス。

見知らぬ土地でのかなり乱暴な運転。

そして価格のいい加減さ。

別な所に連れて行かれるのではないか?

面白い動画があったので参考にしてください。(2分10秒くらいからアメリカのバスの雰囲気)

 

サンタモニカで降りる

心配していたので途方もない時間に思えた。

運転手は普通に笑顔で挨拶してくれた。

今にして思えば普通の出来事だったのだが、その時の印象はかなり悪かったのは事実。

ましてや銃社会のアメリカ。

何が起きてもおかしくないと思っていた。

 

ニューヨークよりロサンゼルス

アメリカに行くと言えば「ニューヨーク」に行くのは当然だと思っていた。

しかし日本の英会話学校の先生は口を揃えて「ニューヨークは危ない。それなら西海岸が良い。」

ワシントン州でもカリフォルニア州でも良い。

「治安が悪い地域には行くな!」とアドバイスがあったので東海岸を諦めて西海岸にした。

特に地下鉄(今はそうでもないが)は落書きが当たり前で暴行事件も日常茶飯事だった。

ロサンゼルスでも、やはり危険地域があると教えられた。

例えばダウンタウン。

特にコリアタウンは危ないから近寄るな、と脅されていた。

似たようなエリアがあるからそれも気を付けろ、と。

雰囲気で分かるから、危ないと思ったら足を踏み入れては行けない、とも言われた。

その中でもサンタモニカは治安の良い地域だと聞いていたので、迷わずサンタモニカで降りたのだ。

 

当てもなく歩く

今でも忘れない。

降りたところはサンタモニカ通りと記された通りだった。

日本は交差点名があるが、アメリカでは交差点名はない。

通りと通りが交差するだけなので、住所は通りの何番地と言う表記の仕方である。

そんなこととは知らないので、どこまで歩いてもサンタモニカ通りなのである。

取り敢えず降りた地点から当てもなく歩き始めた。

どこかにモーテルがあるはず。

確か一泊30ドルから40ドルくらいと聞いていたので、取り敢えず歩いている人に聞いてみる。

聞くことはできるが相手がなんと言っているか話すスピードが速すぎてこちらは理解できない。

そこでゆっくり話してもらうように言ってみた。

するといきなりゆっくり過ぎるほどゆっくりになってしまい返って聞き取りづらいこともそこでわかった。

 

途中で空腹と喉の渇きを覚えたのでコンビニに

そう言えば飛行機の中で食べたのが最後で既に8時間以上経過していた。

空腹。

トラベラーズチェックはあるが現金が少ない。

歩いていたらコンビニらしきものがあったので中に入ってみた。

コーヒーが1ドル25セントとあったのでそれを試しに買ってみた。

実はそれが持っていた現金のほとんどだった。

現金は乗合タクシーで払ったので残りわずかだった。

そのコンビニで聞いてみた。

トラベラーズチェックは使えるか?と。

答えはNoだったので、現金でかえるコーヒーにした。

マクドナルドのドリンクのLサイズくらいのカップを渡された。

カップにはコーヒーが入っていない。

どうすれば良いのか?

「勝手に注いでくれ」とのことだった。

かなり多めに注いで砂糖とミルクを入れて、コンビニを出たすぐの教会のそばでそれを飲み干した。

これがアメリカで初めて口にした液体だった。

 

モーテルを目指す

お腹がチャプチャプではあるが空腹はこれで抑えられた。

また歩き始めた。

モーテルの看板が目に入ったのでそこに入ってみた。

「今日ここに泊まれますか?」

「OK!」と受付の女性。

日本では絶対にしなかったことだが、価格の確認をした。

一泊40ドルだった。

確かそれが最初にトラベラーズチェックで支払った所だ。

「日本から今日ロサンゼルスに着いたばかり。実はずっと歩いてきてまだ何も食べていない。」と言ったら

「それはかわいそうに」と言ってりんごをくれた。

「道路の向かいにレストランがあるからそこに行くといいわ」と教えてくれた。

まずは部屋に入ってりんごを頬張る。

疲れていたのでベッドに横になったら途端に眠くなってしまいそのまま眠ってしまった。

夜中に空腹で目が覚めた。

この時間だとレストランは営業していない。

「明日まで待とう」と思ったが何しろお腹が減っているので一旦目が覚めると眠れない。

仕方がないので水道の水を飲んで空腹を紛らわせて寝た。

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